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〔連載〕たまごの挑戦
〔写真で見る〕たまごの風景
〔連載〕たまごの挑戦

【第9回】「はまなこ学遊倶楽部」

カフェテリアからの眺め

2005年3月16日掲載

「地球のたまご」を訪れた方は、みなさん口々に「事務所に見えない」「学校のようだ」などとおっしゃいます。

そうした声を受けて、というわけではありませんが、ただいま、地球のたまごを環境学習や活動の拠点にしようという取り組みをはじめています。2004年秋ごろより少しずつ具体的になり、来年度から動きがありそうです。

地域に根ざした活動を

「地球のたまご」ができる以前は、われわれの企業活動は全国に及ぶものの、地域社会との接点という面で目立った取り組みがありませんでした。

カフェテリアの屋根越しに南東を望む

OMソーラーは、地域のポテンシャルを活かす技術です。わたしたちスタッフ自身も、より深く地域のことを知り、また貢献しながら、自分たちの考えを広めていくことが出来れば、と考えていました が、現実にはなかなか取り組むことが出来ませんでした。

このたび「地球のたまご」が竣工し、ようやくそうした条件が整ってきました。また、多くの方にご見学いただく中で、環境学習の場として使いたい、という声もいただき、それではここを使って何かやってみよう、ということになりました。

「はまなこ学遊倶楽部」が発足します

静岡文化芸術大学・宮川教授に呼びかけ人になっていただき、浜松市周辺でまちづくりや環境、健康などについて活動している方々が集まり、『「地球のたまご」で浜名湖を考えるネットワーク(仮称)』として何回か会合をおこなってきました。

浜名湖周辺には、すでに数十の環境保全団体がありますので、このネットワークでは、直接水質浄化等の活動をするのではなく、公開勉強会などを通じて浜名湖やその周辺地域を知ってもらい、今後について考える会にしていこうと考えています。その成果として、浜名湖フィールドマップを作成するのが、現時点でのひとつの目標です。

会の名称は(それこそ紆余曲折がありましたが)「はまなこ学遊倶楽部」になりました。
この「地球のたまご」が、浜名湖畔のひとつのモデルケースとして役に立てれば幸いです。

具体的な活動は、2005年4月から、「地球のたまご」を主な場所として行われることになりました。次回はその模様をお伝えする予定です。

「地球のたまご」から北を望む
  1. どんぐりプロジェクト
  2. 「浜名湖の水源」となるために
  3. 「素材」を得て
  4. 「地球のたまご」の歩き方
  5. 木材の話
  6. 補助金の話
  7. 「地球のたまご」の同居人
  8. バイオマストイレの話
  9. 「はまなこ学遊倶楽部」
  10. 第1回はまなこ学遊塾
  11. 緑の遮光カーテンはじめました
  12. 環境教育1(たまごの定番プログラム)
  13.    
  14. 環境教育2(サーモカメラで学校を撮影)
  15. レッツ!ソーラークッキング
地球のたまご