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建築・空間構成![]() OMソーラーの基本である住宅のスケールを持ち、地元の木を使って建てる、というコンセプトに基づいて、6棟の事務室とカフェテリアをコリドールが結ぶ、分棟型の建物となっています。オフィス利用を考え、南面の開口部を減らし、北側の順光を活かす展開です。ランドスケープに溶け込む低層2階建ての建物で、各棟に様々なOMソーラーシステムを導入しました。 平面(クリックすると拡大します)断面「地球のたまご」のOMソーラーのしくみ地球のたまごには、8つの事務室とカフェテリア棟に、それぞれ異なったタイプのOMソーラーが導入されています。ここでは、オフィス利用に適した仕組みをご紹介します。 熱と空気の流れ・冬冬は、軒先から外気を取り入れ、屋根面で温めて床下へ送ります。 熱と空気の流れ・夏夏は、屋根面を通して室内の空気を排出することで、換気とともに屋根の温度上昇を抑えます。 ※動画再生にはMacromedia社のFLASH Playerが必要です。動画が見られない方は、FLASH Playerのプラグインが組み込まれていないか、お使いのブラウザのバージョンが旧い可能性があります。 ポイント解説写真をクリックすると拡大します。
カフェテリア浜名湖が見渡せる水平連続窓と、白いヴォールト天井のカフェテリア。食事の他にも、OMソーラーの講習会や集会など、多目的に使える空間です。浜名湖の湖岸に沿って南北に長い屋根では、東西集熱を試みています。
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部屋毎にいろいろな種類のハンドリングボックスを取り付け、その種類が分かるように天井に吊り下げて露出しています。 ![]() |
エントランスでは、ガラス細工で出来た簾戸が来客を迎えます。 トップライトから差し込む美しい光を正面に見ながら階段をのぼると、全長50m以上の伸びやかなコリドールへとつながります。 雨が大地に降り注ぎ、海に流れていく循環を描いた「緑の丘」の簾戸のガラス細工は、数ミリのガラス片で描かれ、それを二枚のガラスで挟み込んでいます。
ガラス細工は、OMソーラー(株)のスタッフも参加して制作しました。エントランスから2階にのぼると、コリドールの端から池が望めます。
建具を開くと約80坪の一体空間になる多目的スペース。中庭には、「アゼターフ(有機雑草)」や流域の植生が並んでいます。