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【第4回】「地球のたまご」の歩き方2004年12月17日掲載 「地球のたまご」の竣工からちょうど半年たった2004年11月末の時点で、見学者・イベント参加人数が1700名を超えました。一ヶ月に300名近くの方が訪れてくださっている計算になります。 非常に交通の便の悪いところに、これだけの方にお越しいただけたことに感謝すると共に、手前味噌ながら、改めてこの建物の持つポテンシャル、魅力を感じています。 手前味噌ついでに、今回は「地球のたまごの歩き方」をご紹介します。これからいらっしゃる方はもちろんのこと、すでにお越しになった皆様もぜひご一読ください。 ■見学者の横顔お一人で見える方から大型バス複数台の団体見学まで、見学者の規模もさまざまですが、それ以上にさまざまなのが、見学目的です。 OMソーラーの本社とはどんなものか見てみよう、ということで複合的にご覧になる方が最も多いのですが、中には「水処理」や「家具」を見たいなど、あるところに特化した見学希望も見受けられます。 大学等での講義・勉強会などの場としての利用される、あるいは我々スタッフがそこで講義を行うなど、単なる施設見学の域にとどまらない活動にも発展してきています。 また、2004年9月26日の朝日新聞生活欄では、「自然と呼応する社屋」として、各要素技術の説明だけでなく、地域の環境学習の拠点として利用していく計画などを取り上げ、評価しています。 ■これからの見学「地球のたまご」以前は、仕事上の来客こそあれ、社屋を見学にみえる方は皆無でした。内勤者は、基本的に外の方と接する機会がすくなかったのが「たまご以前」でした。 それが一転して、毎月多くのお客様をお迎えすることになりました。経験不足から、ご案内が不慣れなスタッフもおり、ご迷惑をおかけすることもあったかもしれません。 半年を経過して、ご案内する体制も整ってきました。2005年からは、より見学に訪れやすいように、公開日を設定する予定です。 ■たまごの歩き方これからいらっしゃる方のために、いくつかポイントをご紹介します。 敷地入り口上面が緑化された石積みのカゴに「OM」の文字が入った看板があります。が、これがランドスケープに溶け込みすぎて、入り口に気がつかずに通り過ぎてしまう方がいらっしゃいます。多翼揚水風車も目印になります。 【右】多翼揚水風車。 外構一見すると、草ボウボウの手入れがされていない敷地に見えますが、「どんぐりプロジェクト」でスタッフの手によって管理されており、今まさに成長の過程にあります。各所に植えられた、まだ小さな苗木に気を配りながら、ぐるりと敷地を一周してみてください。 敷地沿いの道路(南方面)からの風景。石積みの四角い看板は、南側から見ると「OM」の文字が見えません。入口はこの看板を過ぎてすぐのところにあります。 エントランスステンドグラスの扉がお迎えします。緑の丘と水をモチーフにした手作りのガラス細工です。扉を閉めて、一度じっくりご覧ください。 中に入ったところに内線電話がございます。こちらで受付につながります。社屋の床は地元の天竜杉を使っていますので、上履きに履き替えていただいております。 事務室冬はOMソーラーの床暖房が体感できます。上履きを脱いで、杉のやわらかさとあわせて味わってください。 コリドール先端デッキ水質浄化池の先に大池が望めます。カイツブリやサギなどが飛来する姿をみることができるかもしれません。 北側デッキから池を望む。 ダンチク大きな木がほとんどない敷地のなかで目立っているのがこのダンチクです。風の強い遠州地域では防風に使われます。これもどんぐりプロジェクトで根株を移植しました。元気に育っています。 カフェテリア脇のダンチク。 季節のうつりかわりとともに、敷地のあちこちに植えられたアゼターフもさまざまに変化しています。 これからOMソーラーの真骨頂ともいえる冬本番を迎えます。初めての方はもちろん、一度見学に見えた方も、ぜひご覧になってください。 中庭のアゼターフ。 |
地球のたまご |
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