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〔連載〕たまごの挑戦
〔写真で見る〕たまごの風景
〔連載〕たまごの挑戦

【第6回】補助金の話

2005年2月4日掲載

たまごから浜名湖を望む

OMソーラーシステムは、その省エネ効果が認められ、さまざまな補助制度の対象になっています。今回は、こうした補助事業などと、OMソーラー、地球のたまごについてのお話です。

※地球のたまごが採択された補助事業は、平成15年度のものです。その後、NEDOは特殊法人から独立行政法人へと変更され、また国の施策として補助金を統廃合する方針も出され、当時と若干事情が異なってきています。

OMソーラーシステムと補助金

OMソーラーシステムが対象となりうる補助事業は、省エネルギー効果、あるいは新エネルギーとしての太陽熱利用の促進がテーマとなっているものが中心です。建築物のエネルギー消費の削減を目的とすると同時に、そうした技術のモデルケースとしての役割や、費用対効果の測定などの役割も期待されています。

「地球のたまご」が適用を受けた補助制度

この「地球のたまご」では、独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「平成15年度住宅・建築物高効率エネルギーシステム導入促進事業(建築物に係るもの)」に採択されました。

これは、先導的システム支援事業として、省エネルギー効果の高い高効率エネルギーシステムの導入を補助する事業で、OMソーラーシステムとしては13件(地球のたまご含む)の実績があるものです。

申請にあたっては、この事業のほかに、地域レベルでの地球温暖化防止のモデルケースを支援する「地域地球温暖化防止支援事業」も、OMソーラーの理念に適合することから、対象として検討してきました。

それぞれの事業ごとに目的が異なるのですが、残念ながら両方の事業で補助を受けることは出来ませんので、地球のたまごでは、最終的に「住宅・建築物高効率エネルギーシステム導入促進事業」にて提出・採択されました。

また、同じくNEDOの「平成15年度太陽光発電新技術等フィールドテスト」の共同研究者としても採択されました。こちらは補助事業とは異なり、NEDOと事業者で設備を共同負担し、太陽光発電の実態テストを行うものです。

たまごの補助対象

「地球のたまご」のシステムのうち、補助対象となっているシステムは以下のとおりです。

・ 太陽熱利用(OMソーラーによる暖房・給湯)
ハンドリングボックス12台とカフェテリアでのお湯とりが対象になっています。
・ 連続容量制御・大温度差空調(高効率型ヒートポンプチラー)
・ 高効率照明(昼光利用と照度センサーによるゾーンごとの調光)

これらの設備・工事および計測を対象としています。

カフェテリア内部ハンドリングボックス

【写真】上はカフェテリア内部。右上は事務室に設置されたハンドリングボックス。下はカフェテリア集熱面の工事風景。

カフェテリア屋根工事

補助金についてのご相談

OM計画では、こうした補助金についてのご相談を随時受け付けております。案件の有無に関わらず、お気軽にご相談ください。

ご相談窓口

OMソーラー株式会社
TEL:053-488-1700 FAX:053-488-1701
※受付時間…平日 9:00〜17:30
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