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全館空調なのに再生可能エネルギーで快適に暮らせるってホント!?実体験ベースでお伝えします!

お世話になっております!OMソーラー・マーケティング部のかつのです!

ますますエネルギー価格が高騰している昨今、エネルギーを多く消費する印象がある「全館空調」を本当に導入していいのか?採用したのはいいけど、お客さまに迷惑をかけるのではないか?などお考えの方もいらっしゃるかもしれません。

私たちOMソーラーは1987年の創業当初より「おもしろい・もったいない」精神を軸とし、すべての開発にその精神をふんだんに反映させています。

今回はそのあたりにポイントをおき、OMソーラーが提供する全館空調とはどういったものかについて解説していきたいと思います。

 

 

 

 

目次

OMソーラーは再生可能エネルギーを利用

    1. 1年で4万円分の熱を稼ぐOMソーラー
    2. CO2は1トン削減!

 

再生可能エネルギーについて

    1. 再生可能エネルギー利用の必要性
    2. 電気は必要。ただし、まずは再生可能エネルギーを使うということ

 

おまけ

    1. 実際の室温と電気代

 

まとめ

 

 

 

OMソーラーは再生可能エネルギーを利用

1.1年で4万円分の熱を稼ぐOMソーラー

暖房はもちろん、冷房も換気も給湯もまかなえるOMXの前にまずはなんと言っても太陽の熱を最大限に利用するOMソーラー。

実は、私の家にもOMソーラーを採用していますので、どの程度環境に貢献できているのか等を弊社サービスの一つである『エコナビOM』を使って解説していきたいと思います。

普段生活していて「1年間でどのくらい環境に貢献できたか」なんて振り返ることはないため、なかなかの貴重な機会です。

 

まずは集熱量。どれだけ太陽熱を暖房や給湯に利用できたかという指標です。

直近3年の1月から12月の1年間を比較しました。

ギガジュールがわかりにくいかもしれないので、キロワットでも換算しております。

※エネルギー消費効率(COP)=3.0相当と換算。

 

2019年:14.72ギガジュール

14.72 ギガジュール = 1,362.96 キロワット時

 

 

2020年:15.2ギガジュール

15.2 ギガジュール = 1,407.41 キロワット時

 

 

2021年:16.6ギガジュール

16.6 ギガジュール = 1,537.04 キロワット時

 

 

ご覧のとおりわが家のような30坪程度の一般的な住宅でも年間15〜16ギガジュール、電気に換算すると1,400キロワット時も集熱できていることがわかります。

単位をわかりやすくするための単純計算となりますが、1キロワット時あたりの値段を28円で換算すると、40,000円程度になります。

損得勘定の前にこれだけの再生可能エネルギーを利用できているという事実が単純にうれしいというのが住まい手としての感想です。

 

 

 

 

2.CO2は1トン削減!

次に、CO2削減量です。

 

2019年:1248.48kg

2020年:1289.03kg

2021年:1407.84kg

 

上記のCO2削減量からもOMソーラーを採用した住宅では年間およそ1トン以上のCO2を削減できていることがわかります。

とは言っても、このCO2。なかなか実感しづらいものですので、CO2の1トンがどのくらいの規模なのかをわかりやすく換算します。

 

家庭部門:年間CO2排出量約2.3トン/人 出典:全国地球温暖化防止活動推進センター

 

と、ありますので、日本人1人あたりの年間CO2排出量の約半分を削減できているということがわかります。

意識せずとも住んでいるだけでCO2を減らせるって、なかなかすごいことじゃないでしょうか。

あと、これも手前味噌になってしまうのですが、『エコナビOM』で見える化することにより私みたいな住まい手が環境を少しだけ意識することも本サービスの特徴だったりします。

 

 

再生可能エネルギーについて

1.再生可能エネルギー利用の必要性

そもそも再生可能エネルギーとは。

石油や石炭、天然ガスなどの限りがある化石燃料ではなく、太陽光や風、バイオマス燃料などをエネルギー源とするエネルギーのことを言います。

 

では、OMソーラーの全館空調は何を再生可能エネルギーとして利用しているのか。

それは、太陽に特化した『太陽熱利用』と『太陽光発電』です。

太陽熱利用については先ほどの集熱量のとおり熱をそのまま暖房や給湯に使用していますが、『太陽光発電』がOMソーラーの全館空調にどう活かせるかというとすごくシンプルで、OMXの場合、晴れていれば(発電していれば)、暖房も給湯も冷房も換気もすべて太陽光発電で賄えるということです。

 

以前のコラムでもご紹介しましたが、太陽光発電で作られた電気を全館空調に使うことができれば、その電気は電力会社から買ったものではないため、電気代としてカウントされません。

 

 

 

2.電気は必要。ただし、まずは再生可能エネルギーを使うということ

お客さまのお財布のことももちろん重要ですが、エネルギー価格が高騰している昨今、まずはそこにある自然エネルギーを優先して使い、それでも足りない時に初めて化石燃料に頼る

こんな考え方がもっともっと広まっていくことを望んでいます。

 

 

 

 

おまけ

1.実際の室温と電気代

再生可能エネルギーを使用して環境に貢献しているからと言って、家の中が暑かったり、寒かったり、お財布にも優しくないのでは元も子もありません。ここでは包み隠さず、筆者宅の実際の室温ほか電気料金と使用量を見ていきたいと思います。

 

▼折れ線グラフ

室温:緑色

外気温:青色

 

2020年

 

 

2021年

 

まずは、室温。グラフの外に最高温度、最低温度の表示がありますが、お盆や正月の帰省などで家族が不在ということをここではあえて言い訳させていただきます!

グラフでは平均温度を表示しておりますが、冬も夏も20℃台をキープできていることがわかります。

 

次に、電気料金です。余談ですが、最近の電力会社のサイトでは電気料金の過去実績をcsvで書き出せるんですね!感動!

 

2020年4月〜2021年3月:¥49,590/年 ※月平均:¥4,133

2021年4月〜2022年3月:¥63,109/年 ※月平均:¥5,259

 

最後に、電気使用量です。

 

2020年4月〜2021年3月:1,900kWh ※月平均:158kWh

2021年4月〜2022年3月:2,217kWh ※月平均:185kWh

 

いかがでしょうか。個人的には、2020年と比べて電気使用量が増えてしまったことが残念ですが、再生可能エネルギーを優先して使用するとお財布にも優しいことがわかったかと思います。

 

 

まとめ

今回、わが家をテーマに再生可能エネルギーをふんだんに使用するOMソーラーについて取り上げてみましたが、改めて太陽熱を利用して数万円分の熱を稼いだなど、胸を張って「やっぱりOMソーラーだよな」というきづきが得られたことほか、CO2がこんなにも削減できているということに住まい手としては素直にうれしく感じました。

と、省エネの部分を強調してお伝えしてきましたが、「再生可能エネルギーを優先して使い、もちろん快適さも得られる」という点こそが家族全員が満足している最大のポイントですので、工務店さまにもお客さまにも安心してお使いいただけます。

 

 

 

 

▼OM製品について詳しく知りたい方

 

 

 

 

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