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「COOL CHOICE」をご存知ですか?
「COOL CHOICE」とは政府が提唱する国民運動で、OMソーラー株式会社もその趣旨に賛同して登録をしています。
この運動では、「未来のために、いま選ぼう」という合言葉をもとに、エコカーやエコ家電の購入、公共交通機関の利用やクールビズなどのライフスタイルの選択によるCO2排出量の削減を国民に呼びかけています。
「COOL」という言葉から夏の取組みと思われる方もいるようですが、「COOL」には「カッコいい」「賢い」という意味もあり、「COOL CHOICE」は地球温暖化を防ぐための“賢い選択”を意味しています。
「COOL CHOICE」では、家づくりにおいてもエコ住宅の選択が提案されています。
この冬の取り組みとして、エコ住宅に宿泊して、その心地よさを知ってもらおうという企画があり、全国で10ヶ所の宿泊体験モデルハウスが選ばれました。
この厳選された10ヶ所のうち、3ヶ所にOMソーラーのモデルハウスが選ばれています。多くの候補の中から3ヶ所も選ばれたことはとても光栄なことです。
OMソーラーが提案してきた自然エネルギーの利用、省エネの手法、地域材の利用などの選択などは、エコ住宅の考え方ともつながっているものです。
お近くにモデルハウスがある方はぜひ体験してみてください。
家づくりのように、一生のうちに何度も購入の機会がない場面こそ「COOLな選択」が必要です。
OMソーラーではライフスタイルや条件によって選択できるようにラインアップを用意していますので、我が家にとっての「COOLな選択」をご検討ください。
「COOLな選択」のためのラインアップ
OMソーラーの家づくりの大前提はパッシブの考え方であり、「熱と空気をデザインする」という発想で、快適で楽しい暮らしと省エネの両立を目指しています。
この実現にあたっては、建築地の条件、建物の仕様、ライフスタイルや温熱環境に対するご要望、建築予算などを総合的に考慮する必要がありますので、その選択肢として「OMラインアップ」をご用意しています。
今回はそれぞれのシステムがどんなことを得意としているのかという視点で解説します。
表記金額は、製品本体と標準的な付属品の金額です。
なお、付属品並びに施工費は建築地の条件や建物の仕様によって異なりますので、施工を依頼される工務店にご相談ください。
太陽で暖房はもちろん、やっぱりお湯も!
OMソーラー:製品価格の目安100万円~
家庭で消費するエネルギーのうち、暖房の割合は25%程度に対して、冷房は2%程度、給湯は暖房よりも多い30%程度です(全国平均)。
このことからも省エネを考える上で暖房と給湯の対策は不可欠です。
しかも、暖房や給湯で必要な温度は20℃~40℃なので、この程度であれば、わざわざ電気やガスを使わなくても太陽の熱で何とかなると考えたのがOMソーラーです。
太陽熱を利用した暖房は、秋から冬、そして春先まで、給湯は春先から晩秋までで、春先や晩秋は、暖房をしながらお湯もつくれるお得な期間です。
OMソーラーは30年の歴史の中で常に進化しており、今ではシステムを動かす電気は専用の太陽光パネルで発電する「自立運転型」が人気です。
さらにPM2.5対策のための「OMエアフォール」や、夏に換気しながら床下の冷気を取り込む「DOMAくーる」など、快適化を向上させるためのオプションシステムの追加も可能です。
建物性能UP、OMソーラーは最小スペックに
給湯なし仕様:製品価格の目安70万円~
気象条件によって変動がある太陽の熱をうまく利用するのは、実はなかなか高度な技術で、だからこそ「熱と空気をデザインする」という視点が大事なのですが、建物の性能を向上させることで熱を効果的に利用しやすくなってきています。
石油や電気に頼りすぎずに快適な温熱環境を実現させることは、建物として決して特別なことではなく、屋根や窓があって雨風を凌いだり、お風呂やトイレがあるのと同じくらい当たり前なことだと私たちは考えています。
そこでOMソーラーも当たり前のものとして無理なく採用していただけるように、暖房の用途に絞り込んだ必要最小限の仕様をご用意しています。
炎による暖かさが欲しい!
ほのか燦:製品価格の目安45万円~
炎を愉しむ暮らしをしたい方にお勧めなのがペレットストーブです。
炎を愉しむ手段として薪ストーブや囲炉裏なども魅力的ですが、ペレットストーブはこれらよりはもう少しお手軽な愉しむことができる炎です。
温度調整やタイマー設定が可能という点や、燃料の扱い方や掃除などのお手入れも簡単という点が選ばれている理由です。
そして一般的なペレットストーブと比べて「ほのか燦」が優れているのは、床暖房が可能な特別仕様となっていることです。
床下に温風を送ることで、設置された部屋だけでなく建物の1階部分の床を広範囲で暖めることができます。
また、OMソーラーとの組み合わせでは、天井付近に上昇した熱も床下に送り込むことができるので、家全体を緩やかに暖めることも可能です。
せっかくなら、熱も欲しいし、発電もしたい!
OMクワトロソーラー:製品価格の目安220万円~
最近ではソーラーといえば「発電」を思い浮かべる人の方が圧倒的に多くなりました。
それに対して「熱利用と発電とどっちがいいの?」ではなく、「じゃあ、両方やりましょう!」と考えたのがOMクワトロソーラーです。
一般的な太陽光発電では発電時に発生する熱はそのまま空中に捨てていますが、OMクワトロソーラーは専用の太陽光パネルを使用することで、発電時に発生する熱まで暖房や給湯に利用するハイブリッドソーラーシステムです。
快適性のために太陽熱を、そして経済性のために太陽光発電を組み合わせた点が評価され、グッドデザイン賞も受賞しました。
導入時の費用は太陽光パネル分が割り増しになりますが、光熱費が大幅に削減される分、長期的な試算ではOMソーラー単体よりも投資回収が早く、今話題の「ZEH」を実現するための大きな武器にもなります。
また10年、20年先には、電気自動車の普及によって家庭で充電することが普通のことになる可能性もあります。
そんな時も屋根の上の太陽光発電は大活躍です。そのとき、電気は自動車や家電品など「電気でしか動かないもの」に使いたいはず。だからこそ、暖房や給湯はOMソーラーに任せるのがCOOLな選択です。
1年を通して安定した室温を最優先
パッシブエアコン:製品価格の目安70万円~
OMソーラーの技術の真髄は「太陽熱を効率よく集める」に加えて「集めた熱を上手に使う」です。
この「熱を上手に使う」の技術を生かしたのがパッシブエアコンです。
「エアコンは嫌い」という声も聞きますが、その理由の多くに「エアコンの風が不快」が挙げられています。
また、通常のエアコンは部屋毎に設置が必要ですが、すべてを運転しっぱなしにすることもないので、結果として家の中に温度差が生じることも不満の一つです。
しかし、エアコンは効率的に使えば他の暖冷房機器よりも省エネの優等生なのです。
そこで、エアコンのしくみを利用して、全館暖冷房+床暖房を実現させたのがパッシブエアコンです。
全館を上手に空調するOMソーラーの設計手法を生かして、部屋毎に機器を設置することなく、1台で家全体の空調を行います。OMソーラーが苦手としていた冷房も得意ですし、天候に左右されることなく室温を制御できるのも大きな特徴です。
ちなみにパッシブエアコンという名称は、「パッシブデザインを考えた設計において、いかにエアコンの暖気や冷気を効果的に活用できるかを考えたシステム」の略称です。
オールインワンの次世代機種 OMX
2018年に発表予定です。機能、価格ともにご期待ください。
体感してCOOLな選択を
家づくりの選択において考えなければいけないことはたくさんありますが、情報が多すぎて「感じること」が疎かになってしまうこともありがちです。
五感で建物を評価するためには、見学会や宿泊体験は絶好の機会です。
OMソーラーの会員工務店は一年を通して各地で見学会を行っていますので、文字や写真だけでは伝わらない建物の心地よさを実際の建物で感じてください。