コラム

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OMソーラーと四季の暮らし

第1回目では「OMソーラーが考える良い家」についてお話しました。

私たちが考えるよい家とは「住む人にとって心地よい家」であり、そういった家づくりを実現させるための様々な取り組みを紹介しました。

「心地よい家」とは、四季の変化をほどよく感じながら、身近にある自然の恵みと上手につきあうことができる家と考えています。


この「自然とほどよくつながった環境」とか、「季節ごとのほどよい心地よさ」というのは、モデルハウスや見学会では、なかなかそこまで感じていただくのは難しくて、一年を通してOMソーラーの家に暮らす中で、四季それぞれの発見や実感があるものです。


そこで、これまでOMソーラーの家を選ばれたご家族からいただいた、四季折々の暮らしの中での実感の言葉をご紹介します。

 

 

「朝起きて台所に立った時、昨日のお日様のぬくもりが残っているのが嬉しい」

 

桜の開花が話題となるこの季節は、まだ明け方の気温は低く、日中との寒暖差が大きいため、季節の変化に体が対応できずに体調を崩す人も増える時期です。

そんな春先でも、OMソーラーの家では前日に蓄えた太陽の暖かさのおかげで、早朝の台所の室温は18℃、床の温度は20℃。

寒暖差が大きいこの季節、早朝の太陽のぬくもりは家事の強い味方です。

 

 

「これが全部、太陽で沸かしたお湯だと思うと、湯船に浸かっているときの気持ちよさも倍増」

昼間は太陽の熱でお湯を沸かします。お湯を沸かすことができる期間は、春先から冬の初め頃までです。家庭で消費するエネルギーの1/4は給湯利用ということを考えると、省エネや光熱費削減の観点からも太陽熱の給湯利用は欠かすことができませんが、「太陽で沸かしたお湯だから気分がいい」というのはお金には変えられない喜びです。

 

 

 

「夏の夜は1階が涼しいから、家族みんなで布団を持って大移動」

明け方にかけて地表の熱が宇宙に向かって放熱され、気温が下がる現象を「放射冷却」といいます。

これは季節を問わず、夜の空に雲がない時に起こる現象で、建物では空を向いている屋根が一番冷やされます。

気象状況に加えて、周辺環境の影響も大きく受けますが、夏の夜にこの原理を利用したのがOMソーラーの夜間の冷気取り込みです。


窓を開けたまま寝るのは無用心だし、エアコンをつけっぱなしで寝るのもちょっと抵抗がある。

夜間冷気取り込みはそんな時に活躍します。夜間に冷気を取り込んだ翌日は、午前中、雨戸を締めたままの方が涼しいという声も多くいただいています。

 

 

「夕方の急な冷え込みも、床暖房のおかげでスリッパいらず」

 

近年は10月になっても日中に30℃を超える日がありますが、そんな日でも夕方になると気温も一気に下がるため「寒暖差アレルギー」といった症状に悩まされる人も増えているそうです。まだ暖房機器をフル稼働する時期でもないこの季節。

昼間の日差しをたっぷり床下に貯めておくOMソーラーの家では、日が沈んで肌寒くなってきた頃に、太陽の恩恵を感じながら、素足で無垢の床の感触を楽しむことができます。

 

 

OMソーラーが留守番して、家を温めておいてくれる」

 

一般的な家では就寝時や外出時は暖房を切りますが、OMソーラーの家は誰もいなくても屋根で受けた熱をせっせと室内に取り込んでくれているので、外出先から家に帰ってきたとき、暖かい部屋が家族を迎えてくれます。

「我が家は共働きなので、子どもが学校から帰ってきた時に、せめて暖かい家で迎えてあげられるのがうれしい」と働くお母さんからの声もありました。

OMソーラーも家族のために働いています。

 

 

天気や季節の変化が気になったり、温度の変化や空気の動きなどに興味を持つお子さんに、理科の先生のように説明するお父さん。

光熱費の削減しながら家を温めてくれるOMソーラーが、“出来のいい家族の一員”のように思えて愛おしい、と笑うお母さん。

こんなご家族の話がたくさん届いています。


家づくりを考える時、最初はだれもが「冬暖かく、夏涼しい家」を望まれると思いますが、いざ、プランや見積を突きつけられた時に、他の優先順位が急浮上したり、予算の関係で仕様を落とすという判断をするケースもあるようです。

これまで紹介してきたような「心地よさ」は、後から購入する暖冷房の機器で実現させるよりも、家全体を計画する時から考えた方がうまくいくものです。OMソーラーはそんな暮らしをサポートするための仕掛けです。

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