デザイン

冬の住環境

OMソーラーの床暖房は、不快な風や熱のムラを生みません。広い範囲に、ゆるやかで自然な温かさを作ります。

OMソーラーの熱の伝わり方

放射(輻射)

たき火にあたるなど、直接熱源に触れなくても、熱が高い方から低い方へ移動する熱の伝わり方。OMソーラーでは太陽熱を蓄えた床からの放射熱が室内を暖めてくれます。

伝導

物に直接触れることによる熱の伝わり方。床表面が冷たくないOMソーラーは、足から熱を奪われにくいです。

対流

温かい空気や水が上昇するため、この動きによって伝わる熱。OMソーラーでは床面から天井へ緩やかに熱が移動します。

頭寒足熱

床面が熱源となるため、足元が冷たくなく、のぼせにくいのが特徴です。

熱のバリアフリー

床全体を均一に暖房するため、台所、廊下、トイレ、脱衣所も温度差が小さくなります。また、昼間の熱を床下に蓄えるので、昼と夜の温度差も軽減されます。

暖房で換気

OMソーラーは新鮮な空気を屋根で温めて取り込むため、暖房をしながら換気をすることができます。室内では対流により床面から天井へ空気がゆるやかに上昇しているため空気がよどみません。

効率的な循環運転

日差しのない日や夜に補助の暖房を使う際には、温められた空気をゆっくりと室内で循環させることで、部屋の上部に熱がたまるのを防げます。

体感温度は室温と床、壁、天井の表面温度の平均温度です。暮らしの中で体感温度に大きく影響するのは、この中でも特に床の表面温度です。
体感温度は室温と床、壁、天井の表面温度の平均温度です。暮らしの中で体感温度に大きく影響するのは、この中でも特に床の表面温度です。
上からエアコン(天井埋め込み型)、ファンヒーター、OMソーラー。
上から
エアコン(天井埋め込み型)、ファンヒーター、OMソーラー。
左から3月21日 昼間12時頃(外気温/13.3℃ 室温/24℃)集熱開始から約2時間。3月21日 夜8時頃(外気温/7.4℃ 室温/22℃)集熱が終わって約4時間後。3月22日 朝6時頃(外気温/7℃ 室温/18.8℃)外気温が低い朝方も室温の低下は少ない。
左から
3月21日 昼間12時頃(外気温/13.3℃ 室温/24℃)
集熱開始から約2時間。
3月21日 夜8時頃(外気温/7.4℃ 室温/22℃)
集熱が終わって約4時間後。
3月22日 朝6時頃(外気温/7℃ 室温/18.8℃)
外気温が低い朝方も室温の低下は少ない。
OMソーラーの補助暖房に取り入れた、薪ストーブ。
OMソーラーの補助暖房に取り入れた、薪ストーブ。

夏の住環境

夏のOMソーラーは、昼間の屋根の熱を排出することで、屋根面から室内への熱の侵入を軽減させます。夜には、放射冷却によって冷やされた屋根から温度の下がった空気を室内に取り込みます。OMソーラーシステム以外にも、風通しや日射遮蔽などの設計や住まい方の工夫が夏の快適さを作るのに大切です。

通風

風の入口と出口を必ず作って、南北、東西、対角線、低い位置から高い位置、それぞれに風の抜ける道をつくります。開口部の位置は地域の風の特性に合わせて、設計段階で十分計画をします。

日射遮蔽

日射遮蔽は窓の外側で行うことが鉄則です。
落葉樹やつる植物などの緑のカーテンやすだれを利用して、昼間の日差しや西日対策をします。

住まい方の工夫

打ち水などの気化熱の利用、風通しの良い衣服など、夏ならではの暮らしの工夫をしましょう。

方角に合わせた植栽計画をたてましょう

南面に向くのは、茂りが密で、下枝が上がり、足元に枝がない。強い陽射しに耐えて、冬に葉を落とす樹木です。 ケヤキ、コナラ、ハナミズキ、ヤマボウシなど。
東西面に向くのは、下枝が多く、低い角度からの熱線に強い樹木です。 アカシデ、ヤマモミジ、エゴノキなど。

風の抜ける道がつくられた設計。夏も涼しく過ごせる。
風の抜ける道がつくられた設計。夏も涼しく過ごせる。
夏の日差しをさえぎる緑のカーテン。
夏の日差しをさえぎる緑のカーテン。
一般的なガラスからは、日射熱の約80%が室内に入射しますが、窓の外側にブラインドを付けた場合は逆に80%近くの日射を遮蔽します。、室内側のブラインドの場合、熱が室内に放散され遮蔽効果は50%程度となります。
一般的なガラスからは、日射熱の約80%が室内に入射しますが、窓の外側にブラインドを付けた場合は逆に80%近くの日射を遮蔽します。、室内側のブラインドの場合、熱が室内に放散され遮蔽効果は50%程度となります。