住み込みほどに味わいが深まり、年月を経るごとに建物の魅力が増す美しさ
おカネをたくさん出しさえすればいい家になる、というものではなりません。
住まい手の意志や熱意、行動がいい家を生む動力源です。
設計者や工務店は、お産婆さんであり、町医者の役割を負います。
建物の外部の仕上げは自由です。
しっかりした駆体に、自分の気に入った服を着せてください。
内部の仕上げも自由です。
しかし「素」の美しさを大事にすれば、きっといい結果が出ると考えています。
もっと大胆に言えば。快適に永く住める高性能でシンプルな箱を用意しましたら、
あとはあなたの個性でいろいろと自由にプラスしていってみてくださいというわけです。
もちろん、そのためのノウハウは工務店が提供します。
とことんこだわってお金をかけてみるのもいいし、日曜大工で少しずつ自分で仕上げていくのもいい。
普通にカタログで選ぶのではなく、地域ならではの素材を探してみたり、廃材を利用してみてもいい。
おしきせではない自分らしさを家づくりに盛り込むことから、
家に対する愛着が湧いてくるのではないでしょうか。