クワトロDM

発電だけでなく、太陽熱活用もできる
PVTパネル
クワトロDM

PVTとは「Photovoltaic Thermal」の略で、太陽熱利用と太陽光発電を組み合わせて太陽エネルギー利用ができる太陽光発電パネルを指します。
OMソーラーのPVTパネルは、OMソーラー製品「OMX」や「OMクワトロソーラー」に組み合わせることで、この熱を冬の暖房や給湯※1にも利用できます。発電によるエネルギー変換効率は19.9%ですが、熱利用の18.0%を合わせると37.9%※2ものエネルギー変換効率になります。また、発電時にパネルの温度が上昇すると発電効率が下がってしまう問題点※3を、パネルの下面に空気を通して熱利用することで低減しています。2020年8月よりクワトロDM410Wをリリースしています。

  • ※1 給湯利用はOMクワトロソーラーの場合
  • ※2 クワトロDM410Wでの計算
  • ※3 シリコン系のパネルの場合、発電効率は25℃で最大になり、それより1℃上昇する毎に0.5%発電量が低下すると言われます。
出力保証25年 保証期間20年 最大出力410W

日本初のPVT認証取得

OMソーラー株式会社のPVTパネル「クワトロDM」は2018年、日本初のPVT認証を取得しています。PVT認証は、太陽熱利用と太陽光発電を組み合わせた太陽エネルギー利用システム「PVT(Photovoltaic Thermal collectors)」の普及推進のために、一般社団法人ソーラーシステム振興協会が新たに設けた認証制度で、例えば、都心の狭小地では太陽光発電の搭載量が限られてしまうが、PVTなら太陽熱も利用できるので、省エネ効率を向上でき、太陽光発電の発電効率を同時に高められるというメリットがあります。
2020年GOOD DESIGN BEST100を受賞した「ソーラータウン府中」の屋根にもOMソーラーのPVTパネルが採用されています。

2020年GOOD DESIGN BEST100を受賞した「ソーラータウン府中」/2013年竣工
2020年GOOD DESIGN BEST100を受賞した「ソーラータウン府中」/2013年竣工

面積あたりの発電量が高い理由

クワトロDM410Wは、単結晶シリコンをひきつづき使用していますが、バスバー(電極)がなくセル間の隙間もない「バスバーレス高密度実装」になりました。このことで、パネル面積あたりの発電量が大きくなり、屋根に設置された際にも、さらにすっきり美しい外観となりました。

新製品(410W)
新製品(410W)
旧製品(290W)
旧製品(290W)
「クワトロDM410W」を搭載した屋根面の例
「クワトロDM410W」を搭載した屋根面の例

導入するなら、早いほうがいい

原発の再稼働問題、電力の自由化など、エネルギーコストの今度の動向については、私たち一般市民にとっても大きな関心事となっています。家庭用の太陽光発電システムの普及とともに、電力会社による電力の買取価格は年々安くなっており、導入費用の償却期間を考えると、太陽光発電システムの導入時期は早いに越したことはありません。場合によっては近い将来、電力会社の買取価格は売電価格(電力会社から私たちが買っている価格)よりも安くなり、自家消費したほうがお得という状況になることも予想されます。蓄電池の開発など、今後の技術の進展によっては電力会社への依存度を軽減することにも繋がり、自前で太陽光発電システムを導入している強みは、より大きくなることも考えられます。

OMソーラーシステムの家に
クワトロDMを後づけする際には

クワトロDMが、純粋な太陽光発電システムとして導入可能であれば、OMソーラーシステムとは切り離した純粋な太陽光発電システムとして、つまり、一般的な太陽光発電システムと同様、後付のシステムとしてクワトロDMを導入できないか、とお考えの方も出てくるかもしれません。確かに、屋根の葺き替えはハードルが高く、一般的な太陽光発電システムを後付するのと比べると導入費用は大きな負担になります。いくらDMが低コストでも、これではコストメリットが帳消しとなってしまいます。しかし、その場合はやはり集熱量に影響が出てきてしまうため、影響する量をあらかじめ承知の上で、DMの導入をご検討いただければと思います。(具体的には、「ガラスなし集熱面」の集熱量が減少することになります。減少する集熱量は快適と省エネをシミュレーションで確認することができます。一般的には10~30%程度が目安です。施工工務店にご相談下さい)

太陽光発電&熱利用のPVTパネル
クワトロDM410W

太陽光発電パネル(クワトロDM)

太陽光発電&熱利用のPVTパネル
クワトロDM410W

仕様

型式 HSM-MA410-WH
モジュール変換効率 19.9%
セル実効変換効率 22.5%
太陽電池セル シリコン系単結晶タイプ
材質 表面カバー:熱処理ガラス(t=3.2mm)/バックシート:耐候性
フィルム・白色/フレーム:アルミニウム(シルバー・つや消し)
最大出力 410W(0~+5W)
公称最大出力動作電圧 44.5V
公称最大出力動作電流 9.21A
開放電圧 53.9V
短絡電流 9.89A
最大システム電圧 DC1500V
外形寸法(mm) W998×H2066×D35
質量 21.8kg
クワトロDM詳細(PDF)