新たな発見。
構造見学会の準備をしている際、木工事を担当してくれている棟梁のMさんと話しをしました。Mさんは仕事が速く、丁寧だと現場の監督さんに聞いていました。素人の僕では細かな仕事の良し悪しはわかりませんが、現場がきれいに片付けられているので、それだけで安心して任せられます。
僕はMさんに一度聞いてみたいことがありました。
「フォルクスAは普通の注文住宅と違うけど、普通の家の工事と勝手が違う事ってありますか?」
するとMさんはこう答えてくれました。
「最近ではどこでも天井を張ったり、壁で隠したりする家が増えている。こうやってごまかしのきかない家を作るのは久しぶりで昔にもどったみたいだよ。大工をやっていてこういう仕事をするのは楽しいよ。」
昔の家は職人さんの仕事が仕上げになる事が多かったそうです。
フォルクスは壁が合板表し。柱や梁もそのまま見えます。だから材料の取り扱いには気を使います。傷をつけたり、加工ミスは出来ません。
シンプルだからごまかしがない。フォルクスAの新たな一面を知った一日でした。
玄関からの様子。まだ物が置かれていないため広々としている。