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〔連載〕たまごの挑戦
〔写真で見る〕たまごの風景

ランドスケープ

北西を望む

「地球のたまご」が建つ浜名湖は、海水と淡水がまざった湖です。かつてこの土地は養鰻池でしたが、埋め立てられ、荒涼とした状態でした。地球のたまご計画では、「浜名湖の湖岸を再生し、水源となる」ことを目標にしました。

植栽はすべて、在来種、浜名湖や周辺の都田川水系の植物の実生・挿し木の育苗で構成し、建物を半ば埋め込むようなデザインとしました。植物の生長後は、建築物を包み込む森になります。水質浄化池、水質活性化水路などを通じた水生植物による水質浄化の取り組みとあわせて、5年、10年かけてゆっくり育てていく計画です。

→2005年に敷地内の動植物を調査した結果を「地球のたまご」の動植物にご紹介しています。

配置図

配置図

ポイント解説

写真をクリックすると拡大します。

池

元々養鰻池だったこの土地には、防水のための粘土層があります。それを再利用して池をつくりました。もともとの植生が残っているところは、浮島として残しました。合併処理浄化槽で浄化された水は、水質観察池、水生植物による水質浄化池を通じてこの池に入ります。

池

「地球のたまご」のランドスケープは、湖岸の原風景を復活させる、というテーマをもっており、将来、浜名湖からの生物が遡上できるような水路も計画されています。

インディアン風車 水質活性化水路 水質浄化池

【左】多翼揚水風車 【中】水質活性化水路
揚水風車で水を揚げ、水路に流し、ヨシ・ガマなどで植物浄化してまた池に戻すしくみ。
【右】水質浄化池

ランドスケープ

池を掘削した土は盛り土として利用され、起伏のあるランドスケープを形成しています。建物を取り囲むようにしてつくられた土手には苗木が植樹され、将来は水源林となって景観を構成します。 ところどころに見られる草土手には、「フトンカゴ」と呼ばれる直方体の金網を活用して、法面を緑化しています。

南側から建物を望む 草土手 たまご全景 敷地から建物を望む

草屋根

草屋根

事務棟とコリドールをつなぐ閲覧室、職員玄関、アルコーブの屋根は草屋根。アルスター鋼板の折板に通気のためのトリカルパイプ、通気透水シートを敷き、アクアソイルという軽量土壌を載せて、ノシバを張っています。

 

緑のカーテン

事務棟とコリドールをつなぐ閲覧室、職員玄関、アルコーブの屋根は草屋根。アルスター鋼板の折板に通気のためのトリカルパイプ、通気透水シートを敷き、アクアソイルという軽量土壌を載せて、ノシバを張っています。

ジャコウフジ ジャコウフジ

建物南面の緑のカーテン「ジャコウフジ」。

ヤマトイモの緑のカーテン

建物東西面の「ヤマトイモ」による緑のカーテン。

たまごの挑戦 第11回「緑の遮光カーテン始めました」

実験棟

2012年3月、第二期工事として、敷地の中に住宅型実験棟(兼モデルハウス)と、3棟の実験棟が竣工しました。それぞれの棟では、詳細な温熱計測を行っています。

モデルハウス モデルハウス

敷地北側の住宅型実験棟は、システム住宅フォルクスS-Proのモデルハウスとして完成。屋根には、太陽光発電とOMソーラーを組み合わせたOMクワトロソーラーを導入し、OMスマートネットで温熱環境や売電の様子がモニタリングできます。

実験棟

敷地南側の3棟の実験棟。同じ建設地/仕様の建物をそれぞれ「普通の家」「空気集熱(OMソーラー)」「各種太陽熱利用」とし、同時に実証実験・比較を行っています。

 

どんぐりプロジェクトどんぐりプロジェクトの様子

「地球のたまご」では、野芝を除いて、一切の植物を購入していません。外構設計者の指導のもと、植栽はすべて、スタッフが実生や挿し木から育てたり、敷地内の自生植物を移植したりしました。実や枝を分けてもらった親木も、浜名湖や、周辺の都田川水系に古くからあったであろう樹々を選びました。

これらの取り組みを、「どんぐりプロジェクト」と呼び、採種から育苗、移植に至るまでを、スタッフ自らの手で行っています。育てた苗木 どんぐり作業

どんぐりプロジェクトについては連載「たまごの挑戦」第1回でもご紹介しています。

「地球のたまご」の動植物

地球のたまご