2006年5月27日 土曜日

第2回「浜名湖地域の環境を考える」市民ワークショップ

湖岸の緑が濃くなってきた浜名湖を背に、浜名湖を思う皆さんの熱心な討論が交わされました。2006年5月27日、「浜名湖地域の環境を考える」市民ワークショップ会議の第2回目となる会合が「地球のたまご」で開かれました。

浜松市が平成18年度に策定する「天竜川・浜名湖環境共生計画」に対して、「浜名湖地域の環境保全と利用のあり方」の基本的な方針などについて、方向付けを探るために市民の立場から意見を出し合うというものです。

前回(第1回ワークショップ)は、浜名湖の良いところや問題点、それら課題解決のためにやっていきたいことを、関わっているそれぞれの立場から出し合いましたが、今回はその内容を受け、よりよい浜名湖の姿に向けて「どのような活動をしていくか」について話し合いました。

静岡県自然保護室のスタッフの方問題提起としては、静岡県環境保護室より、「浜名湖の水質は、果たして汚いのだろうか?」という発表がありました。

水質としては、季節での変動があるものの、環境基準値をクリアしており、水そのものが汚れているわけではない、ということです。

この問題には、理屈として理解を示す方、腑に落ちない方とさまざまで、グループ討論中もさまざまな意見が出ました。

また、「どうきれいにするか」の前に、「みんなが理解し、使える共通の基準を作ってはどうか」といった提案もありました。

前回同様、10人程度のグループに分かれてディスカッションをおこないましたが、どのグループも活発で、なかなかまとめに取り掛かれないほどの議論となりました。

  • 遊び心のある環境啓発プロジェクト
  • 「浜名湖活動カレンダー」の制作や配布
  • 気軽に遊んだり、釣りをしたり、潮干狩りをしたりできる場所が減り、水に親しむためのハードルが高くなっていることを改善
  • 有名人が浜名湖地域に住んだり、取材に訪れたりすることで、メディアへの露出を図る

といった提案が出された一方で、

  • 正しい情報を手に入れ、ワークショップなどを通じて共有し、発信するということをもっときっちりとやりたい
  • 正しい情報を元にして、関係するみんなが立場を超えて価値観を共有し、ひとつの基準を作っていくと良い

といった、具体的な活動にいたるためのプロセスについて再度見直しを促すような意見も出されました。

「どうきれいにするか」の前に、「みんなが理解し、使える共通の基準を作るのはどうか」といった提案も。「どうきれいにするか」の前に、「みんなが理解し、使える共通の基準を作るのはどうか」といった提案も。

はまなこ学遊倶楽部」を主催されている静岡文化芸術大学の宮川先生は、総括の中で

「グループ討論で挙がった、『行政は確信が持てないと動けないが、市民からなら何でも始められる。試行錯誤を重ねていけばいい』という考え方も大事。
水質などについては、みんなが認められるようなひとつの基準をつくり、評価ができるような仕組みを作っていくことが重要です。」

と話されました。

今回話し合われた内容が政策提言にどのように結びつくのか、また、決定される政策に対してわれわれがどのように関わっていけるのか、これからの動きを注視しながら、今後も「地球のたまご」を活用していきたいと考えています。

第1回ワークショップ

OMソーラー株式会社 / 社屋「地球のたまご
〒431-1207 静岡県浜松市西区村櫛町4601 [ Tel ] 053-488-1700(代)[ Fax ] 053-488-1701
Copyright © 1997-2008 OM Solar Co., ltd. All rights reserved.