2007年8月24日 金曜日

親子ECOバスツアーレポート

2007年8月21日(火)と24日(金)、静岡県地球温暖化防止活動推進センターの主催で、「住まいの省エネについて、遊びながら楽しく学ぶ親子ECOバスツアー」が開催され、夏休みということもあり、静岡県内各地から2日間で90人ものご家族にご参加いただきました。

親子連れの皆さんで満席のカフェテリア。

今回のツアーは、

「太陽の恵みを知る」
「家庭における省エネを楽しく学ぶ」
「野原の探検」

がテーマでしたので、これらのすべてが体験できる場所として、地球のたまごが見学先に選ばれました。

体感温度の不思議

前半は、OMソーラーの考え方やしくみの解説に加えて、「快適な温熱環境」や、「温度の伝わり方・感じ方」について、実験やクイズを交えて学びました。

お湯、水、冷水が入った3つのバケツを用意し、右手をお湯、左手を冷水につけた後、両手を水につける実験では、同じ温度であるはずの水の温度の感じ方が、左右の手で異なるという不思議な現象を体験。子どもたちだけでなく、大人たちも「うわっ…」「あれ?」という反応でした。

右手と左手を違う温度の水につけてみる。右手と左手、それぞれ別々の環境にならされていることで、同じ温度につけたときに感じ方に差が出ます。不思議な感覚を親子で体験しました。

「テレビや新聞で“暖房の設定温度は20度、冷房は28度”といっていますが、どうして冷房より暖房の設定温度の方が低いのか不思議に思ったことはありませんか?でもこのバケツの水と一緒で、外の温度によって、暖かいと感じる温度や、涼しいと感じる温度が変わってくるんです」

との説明に、参加者の皆さんも大きく頷いていました。

また、地球温暖化の説明では、

「本当なら夜になって宇宙に放出されるはずの熱が、少しずつたまって地球の温度が上がってくるんです。ちょうど夏休みの宿題を『明日でいいや』といって少しずつ溜めていくと、ビックリするくらいたくさん溜まっちゃうのに似てますね」

という話に、苦笑いするお母さんの姿もチラホラ。

ほかにも、いろいろな建築素材を触って温度の感じ方を確かめたり、打ち水や簾、緑のスクリーンの効用を、サーモカメラに映し出される温度で確かめたりする実験が行われました。

建築素材によって異なる温度いろいろな建築素材に触れて、温度の感じ方を確認。金属や石は冷たく感じ、木や発砲スチロールは温かく感じますが、実は表面温度はすべて室温と同じです。

自然に触れる

昼食の後は建物見学と敷地見学です。

地元で育った杉の木を使った建物、太陽の熱を利用するOMソーラーシステム、建物内で使った雑排水をきれいにする浄化槽や植物などを見学しました。

天竜杉で構成されたコリドールを進む。建物の木は、すべて地元の天竜杉。皆さん親しみを込めてたくさん見て触れてくれました。

晴天のこの日、屋根で集めた空気の温度は65℃。体感用のダクトに手をかざした子どもたちは、

「あったかい!!」
「太陽ってすごいね!」

と驚きの声を上げました。どこにでも降り注いでいる太陽の熱ですが、集めてみると大きなパワーになることが分かりました。

そして、屋外の見学では、草笛を作ったり、とんぼやチョウなどの昆虫を観察したり、たくさんの自然にも触れました。

外に出て自然観察。屋外へ。真夏日でしたが、たくさんの動植物を観察して、親子で楽しんでいただきました。

最後に、お孫さんと参加されたお祖母さんからは、

「こうした楽しい体験を通じてたくさんの自然に触れておくことで、子どもたちはきっと環境のことに関心を持ってくれるでしょう。子どもが環境問題に関心を持てば、大人たちの意識も変わるはずです。子どもたちこそ、これからの世の中を変えていく力を持っているんだと思います。そのためにも、まずは一人でも多くの人が関心を持つということが大事なんですね」

という感想が聞かれました。

さまざまな見学・体感を通して、毎日の暮らしを見つめ直すきっかけとなった一日となりました。

電球の消費電力はどれくらい? 扇風機はどうでしょうか?
イベントでは、地球温暖化防止活動推進センターの方が中心となって、照明や家電製品に使われている電気の量のチェックも行いました。

静岡県地球温暖化防止活動推進センター
http://www.sccca.net/
静岡県内における地球温暖化防止の取り組みや活動を促進するために、平成16年10月、 特定非営利活動法人アースライフネットワークが、静岡県知事から「静岡県地球温暖化 防止活動推進センター」として指定され、さまざまな活動を行う。

2007年8月22日 水曜日

庄内地区の小中学校の授業・2007年度1学期の報告

カテゴリ: 環境教育

OMソーラーでは、地元・浜松市庄内地区の小中学校を中心に、今年度も「理数大好き地域モデル事業」の授業のご協力をしています。

今回は「北庄内小学校」「南庄内小学校」「村櫛小学校」「庄内中学校」における2007年度1学期の活動をまとめました。

「理数大好きモデル地域事業」とは

北庄内小学校/6月26日(火)・27日(水)

26日に5年1組、27日に5年2組の皆さんがやってきました。2007年度第1回目の授業として、エネルギー・地球温暖化について学習と、動植物の観察を行いました。→北庄内小学校の授業

カフェテリアでの授業風景と、OMソーラーの働きがわかるモニターの前での説明。
【左】カフェテリアでの授業風景。
【右】OMソーラーの働きがわかるモニターの前で説明を聞く子どもたち。

南庄内小学校/7月9日(月)

4年生・5年生合同の授業として、約30名が地球のたまごにやってきました。

第1回目の授業として、エネルギーや地球温暖化についての学習、また、建物見学ではOMソーラーのハンドリングボックスを前に、OMソーラーのしくみも学びました。敷地では、さまざまな動植物を観察・スケッチしました。児童の皆さんにはヒラヒラと舞うチョウトンボが人気でした。

集熱空気の行き先をコントロールするハンドリングボックスの説明(左)と、手に捕まえたチョウトンボ(右)
【左】集熱空気の行き先をコントロールするハンドリングボックスについて説明中。
【右】チョウトンボを捕まえて観察しています。

北庄内小学校/7月10日(火)

北庄内小学校で第2回目となる授業です。

5年1組と2組、風力や太陽光で動くおもちゃ・エコパワーキットを制作しました。また、弊社スタッフより、自然エネルギーの種類や有用性、それぞれの特性についてお話しました。エネルギーをつくることの難しさを知るとともに、エネルギーを大切に使うためにはどうしたら良いのかを考えました。

エコパワーキットを組み立てる(左)・教室での授業風景(右)
【左】エコパワーキットの組み立て作業。
【右】教室での授業風景。

南庄内小学校/7月12日(木)

南庄内小学校で第2回目となる授業です。

ソーラーカーを制作し、実際に走らせてみたところ、全員が上手に完成させることができ、中には太陽電池パネルを通常の数よりも増やしてみたり、バックで走らせるよう工夫・アレンジしている子もいました。また、火起こし器や火打石を使った火起こし体験なども行い、エネルギーをつくることの難しさを学んでいました。

ソーラーカーを組み立てる(左)・火起こしに挑戦する子どもたち(右)
【左】ソーラーカーを組み立て中。
【右】火起こしに挑戦する子どもたち。

村櫛小学校/7月13日(金)

村櫛小学校にて授業を行いました。5月に地球のたまごを訪れて以来、2ヶ月ぶり2度目の授業です。

風力や太陽光で動くおもちゃ・エコパワーキットを制作し、動かしてみました。後半は、「夏を過ごしやすくする工夫」として、打ち水や簾、緑のスクリーンの効用を、サーモカメラに映し出される温度で確かめました。霧吹きやウチワを使って「打ち水をした後に風が吹く」という状況を擬似的につくり出し、温度の降下を目で確認することができました。

エコパワーキットを動かしてみる(左)・うちわで風を起こしてみる(右)
【左】エコパワーキットが動きました!
【右】うちわで風を起こしています。

庄内中学校/7月23日(月)

庄内中学校にて授業を行いました。6月に地球のたまごを訪れて以来、2度目の授業です。

各自で工作したソーラークッカーの焦点部分に芋やチーズ、チョコレートといった好みの食材を置き、熱による変化を調べてみました。短時間ではありましたが、中には食材を入れていたプラスチックの入れ物が熱で変形してしまったものもあり、生徒たちは太陽熱の威力に驚いていました。

後半は、「夏を過ごしやすくする工夫」として、打ち水や簾、緑のスクリーンの効用を、サーモカメラに映し出される温度で確かめました。

ソーラークッカーによる実験(左)・簾の効用をサーモカメラで確認(右)
【左】ソーラークッカーによる実験。
【右】簾の効用を、サーモカメラで確認しています。

2007年8月20日 月曜日

「地球環境時代における教育小委員会」が開かれました

カテゴリ: 研修・視察

2007年8月20日(月)、「地球環境時代における教育小委員会」の会議が地球のたまごにて開催されました。

「地球環境時代における教育小委員会」とは、(財)日本建築学会が設置している委員会です。持続可能な住環境を実現していくために、技術開発だけでなく、居住者のライフスタイルの変革やそのための教育実践方法を検討し、またそれを普及するためのネットワーク作りを目的としています。

この委員会にはOMソーラー協会も委員として参加しており、今回は「地球のたまご」にて、視察を兼ねた委員会が開催されました。

会議では、明石工業高等専門学校における事例と、江戸東京たてもの園における「親と子の都市と建築講座」の事例の紹介や、委員会活動の方向性について話し合われた後に、「地球のたまご」の見学と解説を行ないました。

地球環境時代における教育小委員会サイト
http://news-sv.aij.or.jp/tkankyo/s1/

2007年8月19日 日曜日

会員工務店主催の「夏の交流会」が開かれました

カフェテリアにて。2007年8月19日(日)、OMソーラー協会会員工務店のお客さまを「地球のたまご」に迎え、“夏の交流会”が開催されました。

連日記録的な猛暑が続く中、「ここは風が通って涼しいですね。」という感想をお聞きすることができました。

「OMの家に住んで初めての夏を迎えます。」
「いよいよOMの家が着工をしました。」

という自己紹介でコメントに「おおー」といった歓声や拍手が起こり、お客様同士の親睦も図れたようです。

前半はOMのクイズを家族で楽しまれたり、建物見学で「地球のたまご」を肌で感じていただきました。

説明の間、熱心に耳を傾けているお父さんやお母さんを置いて、仲良くなった子どもたちが長いコリドールで鬼ごっこやかくれんぼを始めていました。

コリドール南端にて、説明を聞きます。
180度景色を見渡せるコリドールの先で皆さん熱心に説明を聞いています。

コリドール北端のデッキ。水が気持ちよさそう。 コリドールを駆け回る!
【左】デッキの上が熱いので、屋根散水で落ちてくる水で足を冷やすお子さんもいました。
【右】コリドールを駆けまわる子どもたち。

後半は、靴を履き、手には虫取り網と籠を持って屋外へ。飛んでいるトンボやチョウを追いかけたり、茂みに隠れているバッタを手で捕まえたりしました。からっと晴れた青空の下、地球のたまごに明るく元気な子どもたちの声が響いていました。

帰りには「虫さんはお家に返そうね。」と捕まえた虫を逃がしてあげるシーンもあり、皆で行く夏を偲びました。

合併処理浄化槽を覗き込みながら。排水処理について説明中。
外に出て浄化システムや植栽についてのお話の後は、虫取りです。

池に落ちないように気をつけて!
池に落っこちないように!

虫がいっぱいいるよー。 ダンチクのトンネル。
【左】社員手作りの遮光カーテンにいる虫をゲット。
【右】ダンチクのトンネル。

OMソーラー協会・会員工務店

OMソーラー株式会社 / 社屋「地球のたまご
〒431-1207 静岡県浜松市西区村櫛町4601 [ Tel ] 053-488-1700(代)[ Fax ] 053-488-1701
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