2005年10月28日 金曜日

第6回・「はまなこ学遊塾」で、地球のたまごフィールド調査

■日時   2005年10月8日(土)13:00〜16:30
■テーマ  「身近な植物や生き物 見て触れて、調べてみよう」
■会場   地球のたまご

フィールド調査の様子2005年10月8日、地球のたまごを会場に「はまなこ学遊塾」が開催されました。「はまなこ学遊塾」は、市民団体「はまなこ学遊倶楽部」が2005年4月から月に一度開催しているワークショップです。

今回は、「身近な植物や生き物 見て触れて、調べてみよう!」というテーマで、浜名湖岸に位置する地球のたまごのフィールド調査を行いました。

当日はあいにくの空模様でしたが、地域の小学校の先生の飛び入りなどもあり約25名が集まって、子供たちと一緒に剪定バサミや捕虫網を手に「敷地探検」です。

多様な在来種の植生で構成される敷地を歩き回りながら、植物や動物を採集し、押し葉標本を作ったり、生き物の同定をしたりしました。

はまなこ学遊倶楽部…「環境」「コミュニティ」「観光」をキーワードに、浜名湖と周辺地域について楽しく学びながら、今後の地域づくりを考える市民の会です。

はまなこ学遊塾…はまなこ学遊倶楽部が開催する学習イベント。講演や体験イベント、ワークショップなどを開催しています。

押し葉づくり

押し葉づくりの様子まず、地球のたまごのランドスケープデザインを担当した、プランタゴの小田部さんが、地球のたまごのコンセプトを説明してくださいました。

その後、植物調査の専門家である荒井さんとともに、敷地内に展開する、多様な在来種の植生を採取しました。

荒井さんは、名前の由来や他の似た種類との見分け方などを解説してくださり、参加者には生きた知恵を身につける機会となりました。

中には近年見かけられなくなってきたものもあり、水質浄化池で小さな花をつけていたオオミズバコは、最近個体数が減少している植物だそうです。

それらをできるだけ根元から剪定バサミで丁寧に切り、ネームタグをつけてビニール袋に集めます。採集した植物は、手ごろなサイズに折ったり切ったりして、葉っぱをきれいに開きながら新聞に綴じていきます。途中新聞を替えながら、水分が抜けたら完成です。

また、植物採集と並行して、動物や昆虫の分野に詳しい安田さんについて回り、昆虫や池の中の生き物を採集しました。参加した子供たちも、網と虫カゴをたずさえて大はしゃぎです。

虫かごと子どもたち午前中に降った雨が災いして、虫たちの活動は鈍かったのですが、手当たり次第に振り回したり、葉っぱの陰を探したりして捕まえ、虫カゴはどんどん賑やかになっていきました。

今では個体数が減少し、珍しくなってきたニホンアカガエルをはじめとして、コオイムシなどの水棲昆虫や数多くのバッタ・コオロギ・トンボ類が確認できました。

安田さんは、「虫も自分達の生息環境には敏感です。これからも除草剤などを使わずに敷地を育てていけば、本当の自然のような状態が戻ってくるでしょう」と、今回の成果を反映して、期待を込めて話されました。

押し葉標本は、地球のたまごの価値を示す資料として、今後も新たな発見があるたびに蓄積していきます。製本できましたら来場者に対して公開する予定ですので、見学などでご来場の際はぜひご覧ください。

カニのいるバケツを覗き込む子どもたち

「『川ガキ』は地元の子」村山氏のスライド&トーク

2005年9月5日より、地球のたまごにおいて「川ガキのいるところ 村山嘉昭写真展」を開催していましたが、最終日10月8日のイベントとして、今回の同塾の開催に合わせ、村山さんご本人をお招きして、「川ガキ」スライド&トークをおこないました。

「川ガキのいるところ 村山嘉昭写真展」開催案内

川辺川(熊本)、安田川(高知)などで遊ぶ子ども達の写真とともに、そこでどんな魚をどうやって捕まえていたか、集まる子供たちの悪ガキっぷりなど、楽しいエピソードを聞くことができました。

村山さんは川ガキの定義にも触れられました。元々は、とある論文で「水ガキ」と表現されていたのに倣っていたそうですが、響きや伝わりやすさから、「川ガキ」という表現をし始めた人が現れ、徐々に使用する人が増えていっているそうです。

お話では、「川ガキとは、単に子供が川で遊んでいるだけではだめで、家から水着で直接来れるような、地元の子でないといけないんです」とのこと。

川が地域に密着して、生活の一部として利用される、そして子供たちが成長して大人になっても、漁や釣りなどを通じて、川と関わりつづけ子供に伝えられることが大事だ、というメッセージが込められた定義です。

スクリーンに次々と映し出される写真は、参加した多くの大人にとっては楽しく懐かしいものでしたが、子どもたちの目にはどう映ったのでしょうか。きれいな川で遊ぶことが、キャンプや遊園地に行くような、「特別行事」となってしまわないよう、共存できる関係を復元し、維持したいものです。

会期中は約40組の方にご来場いただきました。ご家族連れの方のほか、地元の学校の先生にも地球のたまごを紹介する機会となり、今後の環境学習などの面でつながりも期待されています。

今後も地球のたまごを活用したイベントやプログラムを企画していきますので、ぜひその際は足をお運びください。

ウマオイ
ウマオイ。

2005年10月3日 月曜日

「地球のたまご」が第4回エコビルド賞を受賞しました!

カテゴリ: お知らせ

2005年9月28日から30日の3日間、SB05 Tokyo(2005サステナブル建築世界会議東京大会)と連動して、すまい・建築・都市の環境展「エコビルド2005」が東京ビッグサイトにて開催されました。

最終日には、エコビルド賞候補作品の応募者による公開プレゼンテーションが行なわれ、公開審査の結果、「地球のたまご」が「第4回エコビルド賞」を受賞。SB05の「サステナブル建築・住宅賞」とあわせてのダブル受賞となりました。

永田氏のプレゼンテーション「今だけではなく、15年後の姿に期待してください」と話す、設計者の永田昌民氏。

エコビルド賞とは、地球環境・建築憲章が掲げる5つのテーマ「長寿命」「自然共生」「省エネルギー」「省資源・循環」「継承」に沿って、その趣旨に合致している建築・都市、実施されたプロジェクトを対象に、建築作品としての審美性や合理性とともに社会・地球環境への貢献の姿勢を考慮して、とくに優れた作品を表彰するものです。

講評では、「エコとは、単に技術だけの範疇のものではなく、経済・社会・地域ということを総合的に考える必要がある。それらを踏まえた実践的な活動と影響力という点で、『地球のたまご』の今後のあり方については、大いに期待する」というお言葉をいただきました。

エコビルド賞公開審査の様子
公開審査の様子。

エコビルド2005
http://www.ecobuild.jp/

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