新陳代謝の良い子どもたちに適した、
四季を感じる環境づくり

―お話をお伺いしてると、おふたりが設備や素材に対して、とてもこだわりがあることが伝わってきます。

理事長
同じお金をかけるなら、よりベターなものをつくりたい。そう考えるのが自然なことだと思うんです。ひとりの子どもが6年近く同じ場所で生活するわけですから「なんでもいい」とは思えませんし、安心して過ごせるようになるなら、できるだけこだわったほうがいい。

―OMソーラーの導入も、コストがかかる中での選択だったと思います。きっかけは、何だったのでしょうか?

園長
この建物の設計図を書いてくださった永橋先生から、OMソーラーのことを教わりました。ある程度の暖房は必要だけど、太陽熱によって床がほんのり温まるよ、と。それが保育園にはちょうどいい設備だと思えました。
理事長
改築当時、世間では床暖房が流行っていたんです。でも、新陳代謝の良い子どもたちには、床暖房は少々強すぎる。ただあたたかいだけじゃなくて、あたたかさと冷たさ、そのどちらも体験することも大事だと思うんです。でも、木材だけだとさすがに冬場は冷たいでしょう? その中間の、丁度いいバランスにあるOMソーラーは、教育現場には最適だと思って導入を決めました。
園長
このごろは、とくに都市部ともなると素足で木の床を歩く機会は減るかと思います。あまり冷たく感じないようにビニールタイルを床材に使うこともあるけれど、やっぱり木の触感や四季の変化を感じられる環境をつくりたかった。とはいえ、広い面積を同じ床材で揃えるのは、コストもかかります。だからこそ「ひまわりルーム」のように、自分で足を運んで、納得できる素材を探していたんです。