庁舎・コミュニティ

暖房 換気 省エネ 防災 シンボル

不特定多数の人が利用する公共施設や、常駐者のいない公民館などでは、OMソーラーの換気量が暖房効果にも増して期待されています。多くの人が交流する施設において、OMソーラーを含めた自然エネルギー利用の先進的な事例を示すことで、地域の再生エネルギー利用普及啓発を促すことができます。

  • 2014年7月28日 更新

    Vol.02

    浜松市天竜区役所(静岡県)庁舎・コミュニティ

    浜松市天竜区役所(静岡県) 浜松市天竜区役所(静岡県) 浜松市天竜区役所(静岡県)

    地場材と自然エネルギーを積極的に取り入れたエコ庁舎

    浜松市北部に位置する天竜区は、区の面積の多くを天竜美林として知られる山林が占め、市の産業のひとつである林業を担っています。2011年3月に新たに建て替えられた本庁舎は、地域材を使った庁舎であること、自然エネルギーを積極的に活かしたエコ庁舎であることを目指して建設されました。玄関を入るとすぐに木の香りが漂う合同庁舎棟は、柱や梁、天井の小屋組みをあらわしにしたダイナミックなデザインで、ホールや廊下の壁にも杉板が使われ地元天竜材のよさを強調したつくりになっています。公共施設では初の試みとなるFSC材を受水槽や家具などに使うなど、木材の可能性についての様々な試みもなされており、建設当初は国土交通省などからも視察に多くの方が訪れました。OMソーラー以外にも、地場産の木質ペレットを燃料とした冷温水器、地中熱を利用したアースチューブから地下の免震ピットを経由した換気、間伐材の利用促進など積極的なエコ庁舎としての取り組みが行われています。

    利用者の声(天竜区役所 大村政行氏)
    「天竜は浜松の中でも気象が厳しい土地ですが、新庁舎になってからは冬にしんしんと冷えるような寒さは感じなくなりました。特に朝はOMが入っていない空間と比べると暖かさが違います」
    設計者の声(竹下一級建築士事務所 谷野守右氏)
    「区内の小学校にもOMソーラーを使いましたが、特に山間部での効果が明らかだと分かりましたので本建物にも提案させていただきました」

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    ※情報は更新時のものです。

  • 2014年7月28日 更新

    Vol.01

    真壁伝承館(茨城県)庁舎・コミュニティ

    真壁伝承館(茨城県) 真壁伝承館(茨城県)) 真壁伝承館(茨城県)

    伝統を継承した町並みにふさわしい景観建築
    2012年日本建築学会賞(作品)を受賞。

    茨城県の中西部に位置する桜川市真壁地区は、江戸時代に陣屋を置いた町並みが整備された地域で、今なお町のあちこちに見世蔵や土蔵、板塀など104棟の登録文化財が点在します。当時の町割がそのまま受け継がれ、国の重要伝統的建造物保存地区に選定されています。「町並みに合う建物」を要件の1つとし、設計者110社参加の公開コンペで選定。周囲地域の建物のプロファイルを採寸し、それらを要請に応じて組み上げる「サンプリングとアッセンブリー」という設計手法が評価されて選ばれたのは設計組織ADH(渡辺真理氏、木下庸子氏)とオーク構造設計(新谷眞人氏)。後に2012年日本建築学会賞(作品)を受賞。木造では耐火等の問題があり、最先端の技術で町並みに合うものをと考え、鋼板のサンドイッチパネルを用いた構造としています。OMソーラーは図書館とホールに導入。床下に貯えられた暖気は床面を暖めるだけでなく、サンドイッチパネルの中空層を使って建物全体を包み込むように空調し、室内温熱環境の維持に役立てています。

    設計者の声(設計組織ADH 山口氏)
    「サンドイッチパネルの中空層を使って空調は出来ないか考えて導入したのがOMソーラーでした。OMの夜間冷風取込が思った以上に効果を発揮、夏場も快適な環境が得られています。」
    利用者の声(桜川市教育委員会 飛毛俊浩氏)
    「ホールは空調をつけなくても明らかに外とは違うと肌で感じることができるほどOMの効果があると思います。ランニングコストも当初想定よりも低く抑えられています。」

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    ※情報は更新時のものです。

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