公共・民間の施設にもパッシブ建築が注目されています

OMソーラーの施設建築|パッシブソーラー施設で、持続可能な社会を。

防災拠点としての活用

体育館へもOMソーラー。
地域防災拠点として底冷えしない空間が実現。

東日本大震災以降、災害時における避難所機能を持ち合わせた学校施設整備が進んでいます。川崎市久末小学校では、体育館に自立運転型OMソーラー+太陽光発電(クワトロソーラー)、蓄電池を備え、災害時において商用電源がストップしても寒くない室内環境と最低限の電力供給ができるよう計画されています。実際に3月の体育館の温熱環境を測定したところ、既存体育館の床温度と5℃以上の温度の違いが確認されています。また室温の変動も少なく、朝方のもっとも冷える時間帯でも外気+8℃の室温が得られています。

OMソーラー導入の体育館

太陽熱で温められた床の温度
太陽熱で温められた床の温度
既存の体育館。床温度の違いが確認できる
既存の体育館。床温度の違いが確認できる
集熱と室温の様子。1日を通じて安定した温熱環境が得られている
集熱と室温の様子。1日を通じて安定した温熱環境が得られている

災害時に避難所として使われた小学校

東日本大震災時に実際に避難所として使われた小学校があります。宮城県山元町立山下小学校は、津波による被害を受けた地域住民が震災当日より避難所として利用されました。停電により1週間ほど電力供給がされませんでしたが建物の断熱性能と太陽熱利用により寒さをしのぐことができたとのことです。その様子は国が推進する「学校ゼロエネルギー化に向けて」(文部科学省・国土交通省)、「学校施設の長寿命化改修の手引」(文部科学省)にも紹介され、太陽熱利用の推進が図られています。

東日本大震災の翌日。避難所となった学校多目的ホール
東日本大震災の翌日。避難所となった学校多目的ホール
フレキシブルに使えるワークスペースの様子。立ち下がりダクトが見える。
フレキシブルに使えるワークスペースの様子。立ち下がりダクトが見える
普段の学校の様子。
普段の学校の様子