熱は熱でまかなう

家庭で使うエネルギーの半分以上が熱エネルギー

家庭で使うエネルギーの半分以上が暖房や給湯の熱エネルギーです。
暖房で欲しい温度は20℃程度、普段使うお湯の温度も30~40℃程度です。この程度の温度であれば、わざわざ電気やガス、石油を使わなくても、太陽熱をうまく利用すればまかなえます。

もちろん、太陽熱ですべてがまかなえるわけではありませんが、火力や原子力を利用したエネルギーは、最終的に使われるまでのプロセスが長く、途中のロスや、大気汚染や放射性廃棄物などのゴミ処理などの課題も多いのが現状です。
大切な資源を少しでも有効に、熱は熱でまかない快適に暮らしましょう。

「暖房」だけではなく「給湯」も

太陽の熱を屋根で集熱するパッシブソーラーシステムで、お湯をつくることもできます。
地域によって差がありますが、春から秋にかけては30~50℃のお湯が1日約300リットルとれます。早春や晩秋の時期などは、暖房しながらのお湯採りも可能です。太陽の熱を暖房すべてに使うか、お湯をとった残りの熱で暖房するかは、季節や暮らし方によって調整できます。

家庭で使うエネルギーの用途別割合(資源エネルギー庁「平成23年度エネルギー白書」より2010年統計)
家庭で使用するエネルギーの半分以上が熱エネルギーだとわかります。

家庭における資源からシャワーのお湯をつくる行程

参考文献:『太陽』(教育社)、『イミダス1992』(集英社)、とことんわかる『エネルギーのしくみ』(仲佐博裕著・池田書店)
※太陽熱の廃熱は、OMソーラーでシャワーのお湯をつくることに焦点をあてて表現しています。おおよそ、夏は排気口から廃熱し、春と秋は床暖房として利用します。

発電でゼロエネ住宅

「GOOD DESIGN AWARD 2013年度受賞」OMソーラー集熱パネル

熱でまかなえないエネルギーは電気でまかなう。太陽の熱から快適性を、光から経済性を得ながら、ゼロエネルギーで暮らす家を実現するOMクワトロソーラー。太陽電池が発電時に発生する熱も暖房と給湯に利用して、暖房・給湯・換気と発電、あわせて4つの働きをします。

OMクワトロソーラー

各建物の消費電力の比較

年間エネルギー使用量比較

計算条件
・省エネ基準+αの家/延床面積:103m2/建物Q値:2.0W/m2K(次世代エネルギー基準Q値2.7W/m2Kより断熱性能を20%以上向上させた建物)/導入設備:エアコン、ガス給湯器
・OMソーラーの家/導入設備:「省エネ基準+αの家」にOMソーラーシステム(暖房・給湯・換気)、高効率エアコン、太陽熱利用エコキュートを導入。
・OMクワトロソーラーの家/「OMソーラーの家」に専用太陽光発電パネル4.5kWを導入。
・提案住宅の冷暖房負荷算出方法/OMソーラー株式会社製の住宅温熱環境シミュレーションソフトSunSons ver.6.1による。年間冷暖房負荷の計算方法を用いて評価する方法。(特別評価方法認定国住生第771号)/建設地:静岡県浜松市/照明、その他の一次エネルギー使用量には、国立研究開発法人新エネルギー産業技術総合開発機構(NEDO)の住宅建築物高効率エネルギーシステム導入促進事業、戸建住宅の標準消費エネルギー量より算出。/OM集熱パネル17.2m2、高効率エアコンCOP5.95、基準エアコンCOP3.00、太陽熱利用エコキュートAPF3.2、基準給湯器のエネルギー消費効率0.8。